まず、理論のさわりというか、“隅谷・長島理論”およびそのモデル化がテーマですが、その理解のための初歩の初歩で、本題とは直接的には関係ないような行き掛けの駄賃的なことから紹介しておきますね。興味を持っていただけたら、本題の方にも目を通してください。隅谷先生のお言葉のようですが、“理論はシンプルであってこそ価値がある”とのこと。数式等も出てきますが、高校一年生程度の数学知識で読みこなせるようにしたいと思っています。恐らく隅谷・長島理論の数式モデルってのを理解するのは意外に簡単なのですが、深く考え過ぎてしまうと数学の大御所さん方でさえ難解かも。なにせ、研究会の方がタイムトラベルして50年後の未来へ行き、そこで学んできた数学理論(variable unit partial differential)なんてものまで使っちゃってますから。 以下、研究仲間のゆきを揶揄うことが大好きなご老人とのメールでのやりとりのほんの一部ですが、それを読み易い様に対談形式として編集(再構成)しました。